勇者になりたい少年ダイ ダイの大冒険1巻
ダイの大冒険がスタートするきっかけ
ダイの大冒険は、「デルパ!イルイル!」という前後編の読み切りからスタートしました。
ドラクエを題材にした漫画で、ジャンプのど真ん中層から高い人気を得て、連載につながっていきました。
勇者になりたい少年の初めての冒険
ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんをさらいに、デルムリン島まで来た偽勇者一行。
それによって、ゴメちゃんを取られ、取り返すことを誓うダイ。
ブラスに託された魔法の筒の力を使い、ゴメちゃんを取り返すのでした。
その光景を見ていたロモス王は、真の勇者はダイだったということで、勇者の証である「覇者の冠」を授けたのです。
パプニカ王国の姫が来島、側近の裏切り
パプニカ王国の姫(レオナ)が賢者になる儀式を行うため、デルムリン島に来るところから始まります。
この島に来た本当の理由は、姫の側近として来島していたテムジンとバロンが、姫を亡き者とし、パプニカ王国を自分のものにしようと画策していたものでした。
儀式を執り行うために、洞窟の入口に到着した一行の目の前に、デルムリン島にいるはずのない「魔のサソリ」が現れます。
そいつの毒に侵され倒れるレオナ。
ダイの育ての親であるブラスからは、立派な魔法使いになれと言われていたダイですが、全く魔法が使えず、レオナを救えないでいた。
魔法は使えなくても、剣技は目を見張るものがあり、レオナからもらっていたパプニカのナイフで魔のサソリを退治します。
キアリーを掛けてもらうべく、ブラスの元に戻ろうとする目の前に、キアリーが使えるバロンが現れます。
しかし、魔のサソリを呼んだのはバロンだと分かったダイ達は、洞窟に落とされてしまいます。
ダイの覚醒
ダイのピンチを知らせるべく、ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんが、ブラスのところまで戻ると、一緒に待っていたテムジン達が正体を現します。
レオナを助けるため、テムジン一行を追い払うため、ブラスは島中の仲間を呼んで戦うんです。
しかし、戻ってきたバロンが、船に隠していた「キラーマシーン」に乗り込んで応戦してくるため、全滅してしまいそうになります。
その一方、洞窟に落とされたダイは、自分の不甲斐なさに嘆き悲しんでいると、この漫画のキモとなる「ドラゴンの紋章」が額に現れるのでした。
その力によって、洞窟から脱出したダイは、ブラスのいるところに戻り、キラーマシーンと対決するのでした。
剣技の才があるダイは、キラーマシーンの弱点を突き、なんとか撃退します。
それによって、レオナの儀式を再開することができ、無事賢者になる契約をすることができたました。
ダイの活躍によって、レオナは勇者を目指すことをダイに進言して、一旦分かれるのでした。
勇者の家庭教師登場と大魔王襲来
レオナの儀式から数日後、デルムリン島ではモンスター達が暴れ始めます。
それは、勇者によって葬られたはずの大魔王が復活した影響が原因だったのです。
そんな最中、小舟でデルムリン島に向かう2人が見えます。
その2人こそ、勇者アバンとその弟子で魔法使いのポップだったのです。
アバンは島に到着した途端、マホカトールという魔法を使い、魔王の支配から守ります。
そしてダイに、1週間で勇者にします!と宣言し、ダイにスペシャルハードな特訓を課すのでした。
アバンの指導の下、ダイは「大地斬」と「海波斬」を習得し、最後の「空裂斬」をマスターしようとします。
しかし、修行の途中に、大魔王ハドラーがアバンの元に現れてしまうのでした。
印象に残ったシーン3選
- レオナがパプニカの紋章入りの扇子であおいでいるシーン
- アバン先生のマホカトール
- ダイがガーゴイルAと海を割った攻撃
扇子が日本っぽいし、パプニカの紋章入りだったら欲しいと思ったため。
アバン先生が漫画初登場で使った魔法がかっこよすぎ!
アバン先生が、ダイの潜在能力を確信した瞬間です。
10ゴールドの剣で海を割ってしまうなんて、もっと良い武器だったらどんな威力になるんだろうと思わせてくれますね!
まとめ
- 最初の物語は、偽勇者からゴメちゃんを救出し、ロモス王から覇者の冠をもらう
- レオナとの初対面はデルムリン島
- ドラゴンの紋章が出たきっかけはレオナだった
- アバンは勇者の家庭教師として登場し、ダイを1週間で勇者にしようとした
- ダイの修業開始3日後にハドラーが現れた
1巻から重要人物たちとの出会いや、この物語の中心になっていく「ドラゴンの紋章」が出てくるので見逃せない展開となっています。
この後の展開で、ダイはどうやって勇者になっていくんだろうって気になってしまいますよね。
2巻のご紹介をしたくてウズウズしてます。
それではまた後で。